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どうも小野路です。前回のヴィンランドサガはフローキの暗躍で、トールズの暗殺をアシェラッドが依頼を受け動き出しました。フローキは何かを隠しているのかのようにも見え、それにアシェラッドも気づいていますが、その分トールズに会って見たいと思うようになったようです。
今回の舞台はトールズ達に戻ります。
第10話 夜の航跡
夜、暗闇の中でも航海は続いていた。星も無く村の若者のアーレは方角もわからなくなってしまっているが、そこは冒険家でもあるレイフが的確に指示を出してくれている。
アーレは舵を取っているトールズに戦争の手柄話を聞きたがったが、トールズはユルヴァが産まれた時の話を始めた。
ユルヴァはトールズがヨームの戦士団にいた頃に産まれ、トールズの母親から名前を取った。妻のヘルガは首領の娘で出産は難産だった事。そしてそこから戦場が怖くなった。
夜が明け、船はアイスランドとノルウェーの中心に位置する、フェロー諸島に入った。
ここで補給などをする予定であったが、島に入る途中レイフは違和感を覚えた…
今回、トールズの昔話が出てきました。ユルヴァが産まれた時の当時、ヨームの戦士だった頃まだ父親らしく無く、難産で疲れ切っているヘルガに首領が望む男の子を次は産むように言ったり、片手で首の座っていないユルヴァを抱き挙げたりしていきます。
名前も付けないで部屋を後にしようとするトールズにヘルガが怒って呼び戻し、ユルヴァと名付け、ヘルガに抱きかかえられているユルヴァを見て、感覚的に勝手に死ねない体になったということがわかったのでしょうか。
前作の幸村誠作品のプラネテスでも良く似た表現がありましたね。それでは今回はここまでです。フェロー諸島にたどり着いた一行は、危機を迎えることになりました。ここからどうなって行くのか読み進めていきます。
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